コラム
受賞者の声(2)
愛媛県三崎町立正野小学校児童会は、海洋環境保全に対する深い理解のもと、海をきれいにする奉仕活動を長年に渡って続けられています。
その功績をたたえ、平成14年7月20日(海の日)、国土交通大臣から表彰状が贈呈されました。
正野小学校の校長先生から、ご寄稿いただきましたので、ここに掲載いたします。
日本一細長い佐田岬半島の先端にある正野小学校は、まさに海に囲まれた学校です。美しい自然に恵まれた、瀬戸内海国立公園の中にある学校でもあります。児童数は17名、とても元気な子供たちでスポーツも盛んです。
さて、このように海に囲まれたこの地域も、近年流れ着くゴミも増加してくるようになってきました。そこで昭和62年から「海を守ろう大作戦」のテーマの元、いろいろな活動を続けています。
- 毎年、海の子集会として、近くの正野浜へ全校で出かけて、ゴミを拾います。
- 毎月、第二土曜日を奉仕の日とし、児童・教職員・保護者で地域のゴミを拾います。
- 毎年、海の日に、児童・教職員・地域の人が一体となって海岸清掃をします。
- EM菌を使って海を汚さないようにします。
ほかにも、地域に適した樹木植えや、山野草栽培や季節に親しむ集会等を通して、豊かな自然に親しみ、大切にしたいという気持ちを育てています。
今回、国土交通大臣表彰をいただき、子供たちは、ますますはりきって、生き生きと活動しています。
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