海上保安レポート2003
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海の安全を確保するために


海難救助

 あなたが道路で事故を起こしたらどうしますか。まず110番と119番に電話をすると思います。海の世界では、無線で海上保安庁に通報したり、「118番」に電話をしていただくことで、陸上のパトカーや救急車又は消防車のように、巡視船艇・航空機が人命や船舶の救助に出動します。

 人は海上では陸上のように自由がききません。ずっと浮いていることも困難です。海上保安庁では、海での自分の身を守るにはどうしたらよいか十分に理解してもらうことが、より多くの人命の救助につながると考えています。

1 目標

 海上保安庁では、海難及び船舶からの海中転落による死亡・行方不明者数を、平成13年から平成17年までに年間200人以下に減少させる(平成14年に290人、平成15年は260人以下)という目標値を設定し、死亡・行方不明者をできる限り減少させるよう努めています。

 200人の内訳としては、一般船舶及び漁船乗船者については160人以下、プレジャーボート等乗船者については40人以下としています。平成14年の目標としては、それぞれ「250人以下」「40人以下」を目標としました。

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