きれいな海のために

(1)「東京湾蘇生プロジェクト」本格始動
 私たちを取り巻く水環境は、人々の暮らしとともに変化しており、現代社会における大量消費という生活様式を背景として、都市部を中心に産業排水や生活排水などが原因で赤潮・青潮が発生し、貝類がへい死するなど水産動植物に大きな影響を与えています。このため、今、真剣に海の環境のことを考えなければなりません。
 そこで海上保安庁では、平成13年4月、本庁内に海洋環境保全推進本部を発足させ、各部局が連携して東京湾蘇生プロジェクト等海洋の環境保全に必要な施策の検討と円滑な実施を図ってきました。
 さらに、平成13年12月に内閣府都市再生本部で決定された都市再生プロジェクト「海の再生」において、先行的に東京湾奥部の水質改善に取り組むこととされ、これを受けて、平成14年2月に海上保安庁を含む関係省庁と東京湾を囲む七都県市が参加して「東京湾再生推進会議」の会合が初めて開催されました。その際、海上保安庁次長が同会議の座長に選出されるとともに、東京湾の水質改善のための行動計画を策定することが決定され、東京湾蘇生プロジェクトが本格的に始動しました。
 海洋環境保全への取組み東京湾蘇生プロジェクトの推進もご覧下さい。


東京湾再生推進会議の様子
東京湾再生推進会議の様子


【東京湾蘇生プロジェクト】
【東京湾蘇生プロジェクト】

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