海の安全を確保するために
航海の安全のための情報提供
3 今後の取組み
(1)英語版海図の刊行
近年、外国人船員が増大している日本近海の海運の状況を踏まえて、英語のみで表記した英語版海図の刊行も始めます。
(2)電子海図に係る付近関係国への協力
我が国にとってエネルギー資源輸送の生命線であるマラッカ・シンガポール海峡やフィリピン沖付近の沿岸国の海上交通の安全に寄与するために、電子海図の刊行、普及について、同沿岸国への協力を実施します。
(3)水路誌のデジタル化
航路、港湾、目標、気象、海象などを、文章、図表、写真などで詳しく記述した海の案内書である水路誌については、IT化社会への対応の観点から、航海者がパソコンでも利用できるように、デジタル化を検討します。
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