海上保安レポート 2017

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 平和な海の継承〜海上保安庁の使命〜


海上保安官の仕事


海上保安庁の 任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


語句説明・索引


図表索引


資料編

TOPICS 海上保安の一年 > 12 「海上交通安全法等の一部を改正する法律案」が可決成立
TOPICS 海上保安の一年
12 「海上交通安全法等の一部を改正する法律案」が可決成立
海上交通管制の一元化のイメージ

船舶の大型化や危険物取扱量の増加が進む中、東京湾等の船舶交通が著しくふくそうする海域における船舶交通の安全確保が求められています。

このような状況に対応するため、海上保安庁では、東京湾において一元的な海上交通管制を構築・運用するべく、レーダー等の設備を整備するとともに、「海上交通安全法等の一部を改正する法律案」を平成28年2月に国会に提出し、同年5月に可決成立しました。

同法は平成30年1月に施行予定としており、津波等による非常災害が発生した場合に危険を防止するため、船舶を迅速かつ円滑に安全な海域に避難させる指示を出すことが可能になります。また、平時においても信号待ち等による船舶交通の混雑を緩和し、安全かつ効率的な船舶の運航を実現することを目指していきます。(詳細は、6 交通の安全を守る CHAPTER III ふくそう海域・港内等の安全対策