密輸に関与した船舶 |
押収した覚醒剤等 |
平成28年5月、那覇海上保安部は、関係機関と合同で、那覇港に入港したマレーシア船籍のヨット船内において、麻薬等(ケタミン約630g、MDMA等66錠及び1.6g)を不法所持していた船長ら6名(台湾人)を麻薬及び向精神薬取締法違反(不法所持)の容疑で逮捕しました。さらに、当該船舶を捜索した結果、我が国において、過去最大の押収量となる、覚醒剤約597kg(末端密売価格約418億円、使用回数にして約1,990万回相当)を発見し、密輸入しようとした疑いで、同6名を覚せい剤取締法違反(営利目的輸入未遂)の容疑で再逮捕しました。
船長らは、覚醒剤を東シナ海付近海上において船籍不詳の船舶から瀬取り(洋上における積荷の受け渡し)したとみられています。