安倍内閣総理大臣表敬の様子 |
平成27年10月、海上保安庁では法の支配に基づく海洋秩序の維持を図るべく、関係機関・団体と連携し、アジア各国海上保安機関の初級幹部を招へいし、海上保安分野の修士課程を世界で初めて、日本で開講しました。
平成28年9月12日、1年間の課程を終えた第1期生は総理大臣官邸を表敬訪問し、安倍内閣総理大臣から、「航行の自由こそ私たちの発展の基礎であり、常に国際法によって平和的に解決されなければならない。“同じ釜の飯を食べた仲間”と連携しながら、地域の平和と繁栄のために貢献していただきたい」と激励の言葉を贈られました。同年9月14日には、政策研究大学院大学において執り行われた学位記授与式にて修士号を授与され、第1期生はそれぞれの母国へ帰国しました。また、同年10月からは第2期生の課程が始まりました。
今後、修了生が、本課程で培われた同期との絆を活かし、海上保安分野の国際的ネットワークを強固とするために中心となって活躍することを期待します。