四方を海に囲まれ、世界有数の海洋国家である我が国にとって、海でつながる諸外国と連携・協力を図り、海で発生する様々な問題を円滑に解決することは非常に重要です。海上保安庁では、海賊、不審船、密輸・密航、海上災害といったさまざまな課題に対し、多国間・二国間の枠組みにおいて、諸外国の海上保安機関との連携・協力を進めるとともに、これらの取組みを通じて、法に支配された秩序ある海を保ち、シーレーンの安定を図るため、アジア各国における海上における法執行能力の強化を支援しています。また、国際機関とも連携し、さまざまな取組みを行っています。