平成18年7月、今度は韓国の海洋調査船が海洋調査をしながら、竹島周辺の我が国EEZ内に進入してきました。我が国は外交ルートを通じて中止要求及び抗議を行うとともに、現場海域においても、巡視船「だいせん」から韓国海洋調査船に対して「我が国EEZ内での我が国の同意のない海洋調査は認められない」旨伝え、中止要求を行いました。これに対して、韓国の警備艦が海洋調査船と「だいせん」の間に割り込むなどの行為を取りました。
平成18年9月には、日本が予定していた当該海域における放射能調査に対して、再び韓国が反対の意思を表明。外交交渉の結果、両国が同海域の調査を共同で実施し、調査結果については両国で交換することとなりました。
(詳しくは「特集 2. 海洋調査に迫る」をご覧下さい。)
▲韓国海洋調査船へ中止要求を行う 海上保安官 |
▲測量船「海洋」における放射能調査 |
▲測量船「海洋」 |