ロシア警備艇による日本漁船への発砲は過去6年間行われていませんでした。また、ロシア警備艇の発砲による死者は、50年ぶり2人目になります。
船長は9月21日にロシアの裁判で罰金及び船体没収の刑を受け10月3日に帰国しました。海上保安庁ではこの銃撃・被だ捕事件について捜査を行うとともに漁業関係者に漁業関係規則の遵守指導を行う等再発防止に努めています。
▲納沙布岬から望む歯舞諸島 |
▲被害者の遺体の搬送 |
▲貝殻島灯台(奥は歯舞諸島) |
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3. ロシア警備艇が発砲 日本漁船乗組員が死亡
平成18年8月16日、納沙布岬沖で操業していたかにかご漁船「第三十一吉進丸」(総トン数4.9トン、乗組員4名)に対して、ロシア国境警備局の警備艇が発砲しました。この発砲で乗組員1名が死亡し、第三十一吉進丸はだ捕されました。
ロシア警備艇による日本漁船への発砲は過去6年間行われていませんでした。また、ロシア警備艇の発砲による死者は、50年ぶり2人目になります。 船長は9月21日にロシアの裁判で罰金及び船体没収の刑を受け10月3日に帰国しました。海上保安庁ではこの銃撃・被だ捕事件について捜査を行うとともに漁業関係者に漁業関係規則の遵守指導を行う等再発防止に努めています。
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