▲昭和初期の女島灯台 |
▲「喜びも悲しみも幾歳月」監督:木下惠介(1957年・松竹) JASRAC出 0704579-701 |
我が国の航路標識は、明治元年に、観音埼灯台(神奈川県)が初の洋式の灯台として設置されたことに始まり、これまで138年間、船舶の航行の安全を見守っています。
この間、全国各地の主要な灯台にはその維持管理や航行船舶に対する気象情報の提供等を行うため、海上保安官が滞在して勤務していましたが、平成18年11月、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台にもなった女島灯台(長崎県)の自動化整備を完了したことで、灯台における海上保安官滞在勤務(いわゆる「灯台守」)を全て解消しました。
航路標識の自動化整備により航行の安全を確保しつつ業務の減量、効率化を実現するとともに、これにあわせてクリーンエネルギーや省エネルギー機器を導入することにより、自然環境に配慮した航路標識の管理運営を実現していきます。
▲女島全景 |
▲女島灯台と太陽電池パネル |