▲領海警備中の巡視船と航空機 |
我が国は、不法占拠されている北方領土及び竹島に係る領土問題、尖閣諸島付近海域における中国等による領有権主張問題等を抱えていますが、海上保安庁では、我が国の領海における主権を確保するために領海警備を的確に実施していくことに加え、領海の外に広がる広大な排他的経済水域では、外国漁船による不法操業等に対する監視警戒を行い、我が国の海洋権益を保全しております。現在でも、違法操業をした外国人漁業者が投石等の過激な抵抗をしながら逃走を図るなど、海上保安官が非常に危険な状況にさらされることもあります。
ここでは海上保安官の生の声とともに、海上保安庁の海洋権益にかかる仕事について紹介します。