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災害に備える
我が国の領海及び排他的経済水域の面積は、国土面積の約12倍にも及び、このような広大な海で発生する災害は様々です。
船舶の衝突や乗揚げなどによる油や有害液体物質の排出のほか火災などの事故災害、そして台風や津波による自然災害など、甚大な被害をもたらす災害が非常に多くあります。
このような災害がひとたび発生すれば、人的な被害はもとより、災害に備える周辺の自然環境を破壊し、ライフラインや物流機能の断絶により生活基盤が崩壊するなど、皆さんの社会生活に大きな影響が及ぶこともあります。
近年、国際社会の耳目を集めたものでは、ロシア籍タンカー「ナホトカ」号沈没海難による漂着油被害やインド洋大津波などがあげられ、これらは長期間にわたって地域住民の安寧な生活に影響を与えました。
海上保安庁は、皆さんが安心した生活を送れるように、万全な体制を備え、迅速・的確な対応により被害の拡大防止を図ります。
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