海上保安レポート 2007

●はじめに


■TOPICS 海上保安の1年


特集 海洋国家「日本」と海上保安庁
〜海洋権益保全への取組み〜

はじめに

1.これが現場第一線

2.海洋調査に迫る


海上保安庁の業務・体制


■本編

治安の確保

生命を救う

青い海を護る

災害に備える

海を識る

航海を支える

海を繋ぐ


海上保安官を目指す


語句説明・索引


図表索引


資料編


本編 > 航海を支える
航海を支える

航海を支える

我が国の周辺海域では、交通、物流、マリンレジャーなど幅広い分野にわたり、多種多様の船舶が活動し、様々な国籍の船舶が航行しています。
特に海上物流は、大量かつ低廉なコストでの輸送を実現できる手段であることから、エネルギーや資源の大部分を海外に頼る我が国にとって、経済活動を支える基盤として重要な役割を担っています。
しかし、ひとたび海難が発生すれば、人命、財産に損失を与え、環境を汚染するなど、その被害は甚大なものとなります。
海上保安庁では、海難の発生を防止し、船舶の安全な航海を支えるため、昼夜を分かたず様々な対策に取り組んでいます。