▲沖ノ鳥島灯台 |
▲航路標識測定船「つしま」 |
これまで、沖ノ鳥島には灯台を設置していませんでしたが、政府に「沖ノ鳥島活用作業部会」が設置され、関係省庁が取組を行う中で、海上保安庁においても灯台の設置の必要性について検討を行いました。沖ノ鳥島周辺海域では、タンカー等の危険物積載船や大型貨物船が航行し、漁船の操業も行われており、過去に海難が発生していることから、航行船舶の安全を確保し、運航能率の増進を図るため、灯台を設置したものです。
この灯台は、約1,700km離れた横浜海上保安部(神奈川県)により遠隔監視されています。点検の際や修理が必要な時には、沖ノ鳥島まで航路標識測定船「つしま」等で向かうことにしています。
今日も沖ノ鳥島灯台(東京都)は、航行の安全を支えるため、孤高の光を放ち続けています。
■沖ノ鳥島の位置図