▲調査に向かう無人測量船「マンボウII」 |
その後は、変色水が見られるものの大規模な活動はありませんでしたが、平成17年7月2日から3日にかけて小規模な噴火を起こしました。7月4日以降は噴火もなく静穏状態を保ちながらも、継続して海面上に変色水が見られるようになっていました。
海上保安庁では、海底火山に関する基礎情報を整備しています。今回の噴火についても、水深の変化などを把握するため、測量船に搭載している小型の無人測量船「マンボウII」を用いて、海底地形の調査を行いました。
その結果を平成11年に行った調査結果と比較して海底地形の変化を明らかにしたところ、今回の噴火活動で生じたと見られる2つの火口を発見しました。
▲噴火の様子