安全な航海を実現するためには、航海者はあらかじめ航海計画を立てるとともに航海をはじめた後は自船の位置を調べ、その先の進路が安全かどうか確かめながら船を進めます。そのためには海図などの航海のための情報は欠かすことができません。一方、津波や海底火山の噴火といった自然災害の被害を最小限にするためにも、信頼性の高い海洋の科学的情報の整備が必要です。 海上保安庁では、航海の安全や防災のために最先端の科学技術を駆使した海洋調査を実施するとともに、印刷物やインターネット等を通じてこれらの情報を広く提供しています。