北海道各地において、高級食材である毛がに、あわび、うに等の密漁が後を絶たず、これら密漁事犯は水産資源の枯渇にとどまらず、暴力団への資金源にもつながることが懸念されることから徹底した取締りを実施しています。
平成17年には、6月に浦河海上保安署(北海道)において摘発した、13.5トン(6,800万円相当)にも及ぶ毛がに等の密漁事犯をはじめとする大規模な密漁事犯を多数摘発しました。
また、密漁者のみならず、密漁物であることを知りながら私腹を肥やすことを目的として毛がに等を買取った買受人にも追及の手を緩めず摘発するなど、海上保安庁では今後とも悪質な密漁事犯の徹底的な取締りを実施します。