地球規模の環境保全が叫ばれて久しいにもかかわらず、平成17年は廃棄物の不法投棄、事業所からの排出基準を上回る汚水排出などの環境事犯が相次ぎました。
海上保安庁ではこのような海上環境事犯に対し、年2回の一斉取締りを実施するなど徹底した監視・取締りを実施しています。
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5. 海を汚すな! 海上環境事犯の徹底摘発
地球規模の環境保全が叫ばれて久しいにもかかわらず、平成17年は廃棄物の不法投棄、事業所からの排出基準を上回る汚水排出などの環境事犯が相次ぎました。
海上保安庁ではこのような海上環境事犯に対し、年2回の一斉取締りを実施するなど徹底した監視・取締りを実施しています。
福山市沖に建設廃材を不法投棄した船舶を摘発
福山海上保安署(広島県)は、漁業者から福山市沖の備後灘においてコンクリート片等により漁網が損傷する被害を受けているとの届け出を受け、約1年にわたる粘り強い捜査の結果、廃棄物の不法投棄の疑いで、平成16年1月、コンクリート廃材等の建設廃材約1,230トンを投棄した押船(92トン)の船長等3名を逮捕しました。
シアン化合物等の汚水を排出した大手鉄鋼企業を摘発
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