ほとんどのエネルギー資源を海外からの輸入に頼っている我が国は、海上輸送活動が極めて活発です。このような中、東京湾などの船舶のふくそうする海域で航路を閉塞するような大規模な海難が発生すれば、人命、財産の損失に加え、環境汚染が発生し、さらには海上輸送の遮断により経済活動がマヒし、国民の生活に大きな損害をもたらします。 海上保安庁では、このような大規模海難を未然に防止し、海上輸送が安全かつ円滑に行えるよう全力で取り組み、安全な航海を支えています。