海上保安レポート2003
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海上保安官になるためには


JCG School〜エキスパートを養成する海上保安学校(京都府舞鶴市)〜

 海上保安庁の職員に必要な知識と技能を教授します。将来進む業務別に4課程が設けられています(そのうち2課程は5コースに分けられています。)。全学生が、国家公務員・海上保安官としての基礎教養、体育・基本動作などを共通して学びます。また、それぞれの課程・コース固有の専門的な知識、技能を教授して、各分野のエキスパートを養成します。

◆船舶運航システム課程(教育期間1年)

 海上犯罪の取締り、海難救助に関する知識、技能を教授するとともに、巡視船艇の運航を担当する航海士(航海コース)、機関運転・整備を担当する機関士(機関コース)、船内の調理や経理、庶務を担当する主計士(主計コース)を育てます。

◆航空課程(教育期間1年)

 海上犯罪の取締り、海難救助に関する知識、技能を教授するとともに、航空機のパイロットになるために必要な基礎学力を修めます。

◆情報システム課程(教育期間2年)

 海上犯罪の取締り、海難救助に関する知識、技能を教授するとともに、情報通信に不可欠な通信機器の運用管理を担当する通信士(情報通信コース)、航路標識の開発、整備などに携わる職員(航行援助コース)を育てます。

 ※情報システム課程のコースについては、平成16年度から一本化される予定です。

◆海洋科学課程(教育期間1年)

 様々な海洋データを調査・収集する技術を教授し、海洋情報業務に携わる職員を育てます。

授業風景
授業風景

遠泳訓練
遠泳訓練

乗船実習
乗船実習

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