シーライフを充実させよう

〜まずはお天気チェック!〜

 マリンレジャーは、自然を相手にした遊びです。そのため、まず自然を知ることが大切です。中でも気象・海象に関する情報は、海で活動するすべての人にとって重要な情報です。こうした情報を入手するには、電話サービスによる気象予報サービスやテレビ、ラジオ、新聞による天気予報が一般的ですが、最近では、民間の気象会社などが、インターネットのホームページ等でも情報を提供しており、常時入手できるようになってきました。(気象庁ホームページに民間気象事業者の紹介コーナーがあります。http://www.kishou.go.jp/)
 特に携帯電話では、ウェブ機能(i-mode、J-Sky、EZ-web)を利用した各種気象サービスが提供されており、沿岸部などの屋外でも手軽に情報が入手できる情報端末として活用されています。携帯電話各社の公式サイト(一部有料)のほか、釣り具メーカーや専門誌、中には個人が提供している場合もあり、それぞれ工夫が凝らされ、内容も充実してきています。
 しかし、こうした情報は、傾向を知るには便利ですが、基本的に海上での観測地点が限られていることもあり、局地的な風や波を知るには、必ずしも十分であるとは言えません。海上保安庁では、全国各地の灯台などで常時、ピンポイントの気象観測を実施し、電話やFAX、インターネットのホームページなどを通じて、これらの観測データをほぼリアルタイムで提供しており、今後も充実させていくことにしています。(「トピックス 沿岸域情報提供システム(MICS)の本格的運用開始 」を参照して下さい)さらに、潮汐推算や験潮データについてもホームページで提供していますので、天気予報等と併せて利用するとより効果的です。
 また、各マリーナやヨットハーバーでも、気象・海象に関するアドバイスを得られるほか、局地的な情報については、経験豊富な愛好者や地元の漁師さんに聞いてみることも有効な方法です。

携帯電話でお天気チェック

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