我が国周辺海域では、外国船舶による我が国の同意を得ない調査活動等が確認されています。海上保安庁では、こうした活動を早期に発見・対応できるよう、巡視船艇・航空機による警戒監視等を行い、我が国の海洋権益の保全に努めています。
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1 治安の確保
CHAPTER VII 外国海洋調査船への対応
我が国周辺海域では、外国船舶による我が国の同意を得ない調査活動等が確認されています。海上保安庁では、こうした活動を早期に発見・対応できるよう、巡視船艇・航空機による警戒監視等を行い、我が国の海洋権益の保全に努めています。 我が国のEEZ等において、外国船舶が調査活動等を行う場合は、国連海洋法条約に基づき、我が国の事前の同意を得るなどの手続きをとる必要がありますが、平成26年は、我が国の同意を得ない調査活動が15件確認されています。 海上保安庁では、これらの船舶を確認した場合には関係省庁へ情報提供を行うとともに、現場において、巡視船艇・航空機により無線を通じた中止要求等を繰り返し行っています。
海上保安庁では、引き続き、関係機関との情報交換や情報収集の強化を行うとともに、得られた情報に基づき、効率的かつ効果的に巡視船艇・航空機を運用することで、EEZ等における警戒監視に万全を期していきます。
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