我が国は、四方を海に囲まれた海洋国家であり、この広大な海からもたらされる資源は、日本の未来を切り拓く大きな可能性を秘めています。昨年は、久米島沖で国内最大のチムニー群を発見したことや我が国初の延長大陸棚が設定されるなど、将来の資源開発に大きな希望を与えました。
海洋国家として夢を繋げる海洋情報を担う海上保安庁の役割は益々重要となっています。
海上保安庁では、引き続き、海洋権益の確保、海洋資源の開発及び海洋の総合的管理のため、海洋調査を推進し基盤情報の整備に取り組んでいきます。