現在、ロシアによって不法占拠されている歯舞諸島、色丹島、国後島及び択捉島は、日本人が開拓し日本人が住み続けてきた島々で、我が国固有の領土です。
▲ロシア警備艇にだ捕された日本漁船 |
▲ロシア警備艇 |
一方で、平成10年2月、日本・ロシア政府間において「日本政府とロシア連邦政府との間の海洋生物資源についての操業の分野における協力の若干の事項に関する協定」が署名され、その年の10月から北方四島周辺の指定された海域における操業が開始されています。
北方領土の返還については、ロシア政府は依然厳しい姿勢を貫いていることから、引き続き、海上保安庁では、だ捕などの発生が予想される北海道東方海域のロシア主張領海線付近などに常時巡視船艇を配備し、出漁漁船に対し直接、又は、漁業協同組合などを通じて被だ捕の防止指導を行っていきます。