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本編 > 国内外関係機関との連携・協力 > 2 > 多国間での地域的な取組み >
(1) 北太平洋地域海上保安機関長官級会合
グローバリゼーションの進展に伴い、犯罪の国際化・広域化が大きな問題となっており、その脅威はますます増大しています。このような多国間にまたがって脅威をもたらす犯罪に対しては、地域的に取り組んでいく必要があることから海上保安庁は北太平洋地域の海上保安機関による連携・協力を呼び掛け、「北太平洋地域海上保安機関長官級会合」を開催し、平成15年9月、韓国において第4回会合を開催するに至りました。本会合においてはこれまで、想定される脅威に対しての対処のあり方といった実践事例などを整理し、今後の協力分野についての検討を深めるなど多国間における連携・協力体制の構築を推進しています。また、テロリズムが世界の平和や安全に対し深刻な脅威となっていることを踏まえ、海上テロを防止するため各国海上保安機関の一層の連携・協力を進めていくことに合意しています。 海上保安庁では、このような地域的取組みを積極的に推進していくこととしています。 北太平洋地域海上保安機関長官級会合 |