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本編 > TOPICS > 国内外関係機関との連携・協力 > 1 アルジェリア地震での救助活動
平成15年5月22日未明(日本時間)アルジェリアにおいて、マグニチュード6.7の強い地震が発生し、多数の死傷者が発生しました。政府はアルジェリア政府からの要請を受け、被災地における救助活動のため、海上保安庁職員14名を含む61名の国際緊急援助隊救助チームを派遣しました。 我が国の救助チームは被災地に到着後直ちに、6名が生き埋めになっているホテルの崩壊現場において救助活動にあたり、生存者1名と遺体5体を収容しました。崩壊現場は、既に他国のチームが確認した結果、生存者のいる可能性は低いとされた場所でしたが、海上保安庁の隊員が生存者のかすかな声を聞き、救出に至ったものです。 海上保安庁では、海外で大規模災害が発生した場合、国際緊急援助隊救助チーム又は専門家チームへの職員の派遣、また巡視船等による人員や資機材等の輸送などを通じて、国際協力に積極的に貢献していきます。 ▲トルコチームと協力して生存者を搬送する国際緊急援助隊(写真:JICA提供) |