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本編 > 海上交通の安全のために > 1 船舶交通の安全を確保するための航行支援
四面を海に囲まれ、国土面積が狭く、資源の乏しい我が国は、エネルギー関連資源のほぼ100%、食物資源、繊維原料の大半を海外からの輸入に頼るとともに、多くの基幹産業が臨海部に立地し、海上輸送活動が極めて活発です。 このような中、東京湾などのふくそう海域で、海難に伴う油の流出、火災の発生などで、船舶の通航路が閉そくされてしまったら…。 人命・財産の損失に加え海上輸送は遮断され、社会経済がまひし、事故現場近くの沿岸の方などへ環境被害が及ぶなど、国民の生活に甚大な被害と影響をもたらします。 海上保安庁では、このような大規模海難を未然に防止し、これら海上輸送が安全かつ円滑に行われるよう、様々な社会のニーズに応えるため、船舶交通の安全確保に全力で取り組んでいます。 |