船艇の航海

船長

船舶運航の全般を統括し、指揮監督する最高責任者です。

先輩の声

・高校卒業
海上保安大学校(本科)(航海科)
・現職:巡視船 船長
・入庁年 平成14年

  • 入庁のきっかけについて教えてください!

    船艇の航海-船長-001

    人命救助に関わる仕事をしたかったこと、大学への進学も希望していたことから、海上保安大学校を受験しました。

  • 保安大学校又は学校での思い出は?

    船艇の航海-船長-001

    初めての寮生活で団体生活を行いましたが、ここでの生活は社会人としての意識づけをするのには良い制度、環境だったと思っています。
    クラブ活動や各種行事を共に行うことで、苦労があるから達成感がひとしお大きい事を実感できました。

  • あなたの「職場自慢」は?

    船艇の航海-船長-001

    若い職員が多くなり船内に活気があるとともに、多くの知識、技能を有するベテラン職員の指導により、各種業務が円滑に行われています。
    本船は救難強化巡視船であり潜水士が乗船していますが、潜水士経験者であるベテラン職員と若手職員が協力して支援し、救難技術の向上に務めています。

  • 今後の目標・夢は?

    船艇の航海-船長-001

    各種大型船の船長として勤務し、これから更に増えるであろう若い職員が成長するのに適した職場環境を構築、維持して多くの有能な人材の成長を見守っていきたい。

  • 入学を検討している方へ、メッセージをお願いします!

    船艇の航海-船長-001

    「海上保安業務」で連想されるのは「船艇勤務」ですが、それ以外にも航空機乗員や、海洋に関する研究職、経理や人事などの陸上勤務、更には外国語を修得しての在外公館勤務やそれを活かした警備業務など、幅広い職種が当庁にはあります。
    自分の適性や興味がわく仕事を当庁の中で見つけることができると思います。

  • ありがとうございました!

航海科職員

航海長、首席航海士、主任航海士、航海士、航海士補
操船、見張り、航海計画の立案、船体の手入れ等を担当します。

先輩の声

海上保安大学校(本科)(航海科)
・現職:巡視船 首席航海士
・入庁年 平成17年

  • 入庁のきっかけについて教えてください!

    船艇の航海-航海課職員-001

    幼い頃、父と頻繁に釣りに行き、当庁の巡視艇を見かけることがあったが、幼心に格好いいなと思ったことがある程度で、特に気にしていませんでした。
    なんとなく将来は公安系の仕事に就きたいとしか思っていなかった浪人時代に受験した模擬試験で、海保大の存在を知り、幼少の頃の感情を思い出し熱望しました。

  • 保安大学校又は学校での思い出は?

    船艇の航海-航海課職員-001

    カッター部に所属し、先輩、同期、後輩と日本一を目指して練習に明け暮れました。日本一になったゴールの瞬間は一生忘れません。
    専攻科での3か月に及ぶ遠洋航海で世界一周をし、地球の大きさを肌で感じることができました。実習や訓練のみならず、寄港地での経験等、同期と苦楽を共にした生活は忘れられません。

  • あなたの「職場自慢」は?

    船艇の航海-航海課職員-001

    潜水士や潜水士を目指す若手職員が多いことから、ノリが良く、ワイワイガヤガヤ仕事ができています。一方で、事案対応時や訓練時には緊張感を持てる雰囲気であり、メリハリのある職場です。

  • 今後の目標・夢は?

    船艇の航海-航海課職員-001

    特殊救難隊の経験を活かし、本船の救助技量を限りなく向上させることと、より優秀な潜水士を育成し、後輩達には、全国の救難現場で活躍して欲しいです。
    家族でのキャンプや釣りを満喫し、プライベートも充実させたいです。

  • 入学を検討している方へ、メッセージをお願いします!

    船艇の航海-航海課職員-001

    海の警察、消防のような仕事だけでなく、海上交通の安全確保や測量、人材教育を含めた、これらの活動を支える後方支援等、かなり広い職種がありますので、必ず自分の性格にあった分野があると思います。海上保安官は、なかなかなじみのない職種かもしれませんが、とても達成感のある仕事です。

  • ありがとうございました!

先輩の声

海上保安学校船舶運航システム課程(航海コース)
・現職:巡視船 航海士補
・入庁年 平成30年

  • 入庁のきっかけについて教えてください!

    船艇の航海-航海課職員-002

    職業体験で巡視船に乗った際に、日本の海の広大さや、それを守るということや、人命救助について学び海上保安庁に興味を持ったのがきっかけです。
    海上保安庁に入庁するには、試験があるため、たくさん勉強も行い、苦労する思いもありましたが、今では、この職場で仕事ができていることに誇りを感じています。

  • 保安大学校又は学校での思い出は?

    船艇の航海-航海課職員-002

    40キロ以上の道のりを闊歩する行軍や、5キロの遠泳などを隊の仲間たちと共に乗り越えたことや、初めての船についての勉強、1年間の寮生活など仲間たちと励ましあい、共に乗り越えたことです。

  • あなたの「職場自慢」は?

    船艇の航海-航海課職員-002

    現在、私が乗っている船は、救難強化巡視船というもので、潜水士が乗船しており、救難を主とした船です。
    人命救助を行う潜水士を間近で見、学ぶことができる環境は、他の船にはないことだと思うので、ここでたくさんの知識、技術を習得できます。

  • 今後の目標・夢は?

    船艇の航海-航海課職員-002

    私は、潜水士になり人命の救助を行うために当庁に入庁しました。
    先輩方のような潜水士になることが、目標です。

  • 入学を検討している方へ、メッセージをお願いします!

    船艇の航海-航海課職員-002

    入庁後は、保安学校で1年間、同期と共に寮生活です。配属後は各地で働くこととなり、ばらばらとなりさみしい思いもしますが、全国に仲間がいます!一緒に広大な日本の海を守りましょう!

  • ありがとうございました!

航海科職員になるには