南極地域観測隊員
南極地域観測隊の一員として、南極周辺海域の海底地形調査や潮汐観測を行います。
海洋防災調査官
地震・津波等への防災のため、海底地殻変動観測、津波防災情報図の提供、海域火山の監視観測等を行います。
大洋調査官
海洋権益の確保のために海底地形や地殻構造等の調査を実施し、取得したデータの解析及び資料作成を行います。
海洋情報編集官
船舶の安全かつ効率的な航海に不可欠な海図や、海図を最新の状態に維持するための補正図等の編集を行います。
測量船
測量船は、海底地形の測量、海流や潮流の観測、海洋汚 染の調査等を行う船です。測量船は、専ら海洋調査に従事するため、自律型潜水調査機器(AUV)やマルチビーム測深器をはじめとする特殊な海洋観測機器の運用を前提につくられており、その乗組員も高度な専門知識・技術を有する海洋観測のエキスパートです。
海洋情報業務職員
先輩の声
・海上保安学校 海洋科学課程 卒
・現職:海洋調査課 海洋調査官付
・入庁年 平成28年
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入庁のきっかけについて教えてください!
たまたま募集締切日に海上保安庁のパンフレットを見たことがきっかけです。もともと海に興味があったので、これも何かの縁ではないかと思って応募しました。
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保安大学校又は学校での思い出は?
振り返ってみると学生食堂での食事が一番印象に残っています。入学当初は学生の人数、スピードに圧倒されましたが、慣れてからは班員と顔を合わせて囲む食事が一番の楽しみになりました。
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あなたの「職場自慢」は?
海上保安庁海洋情報部の仕事は「海図に残る仕事」です。最新鋭の調査機器を使って測量したデータが海図に反映され、成果として目に見えることにやりがいを感じています。
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今後の目標・夢は?
これまではデスクワークが多かったので、これからは現場での測量経験を増やしていきたいです。先輩職員から学び、自分でもアンテナを高く張り最新の技術に関する情報を取り入れることで、知識や経験を後輩に伝えられるようになりたいです。
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入学を検討している方へ、メッセージをお願いします!
海洋情報部の仕事は一見すると地味な仕事ですが、海洋調査は国益を守るための重要な役割を担っています。海の分野は奥が深く、未知の世界が広がっています。覚悟はなくても好奇心があれば、まずは一歩踏み出してほしいと思います。
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ありがとうございました!