パイロット

飛行科職員

飛行長、上席飛行士、主任飛行士、飛行士、飛行員
パイロットとして飛行機及びヘリコプターを操縦し業務を行います。
機長は機体の運航・業務を統括します。

先輩の声

海上保安学校 航空課程
・現職:航空基地 飛行士
・入庁年 平成30年

  • 入庁のきっかけについて教えてください!

    パイロット-飛行科職員-001

    学生の頃、ニュースで海上保安庁を知り、自分の腕で直接的に救助業務を行いたいと思い希望しました。フライトスクールでライセンスを取得する場合は多額の費用がかかるので、パイロット養成の環境が整った海上保安庁を選びました。

  • 保安大学校又は学校での思い出は?

    パイロット-飛行科職員-001

    海上保安学校(航空課程)卒業後は、パイロットになるための本格的な研修が始まるので、立派なヘリコプターのパイロットになって、領海警備や人命救助等の業務を通じて、日本の海を空かる守るということを目標として、日々努力しておりました。

  • あなたの「職場自慢」は?

    パイロット-飛行科職員-001

    日々航空機を使用した海上保安業務を行っています。海上保安庁の航空機は多種多様な
    業務を行っており、警備や取締まりから海難対応、海洋調査の業務まで多岐にわたります。私はヘリコプターのパイロットなので、各種クルー(整備、通信、機動救難士)とともに主に海難事案への対応や、救助訓練を行っています。
    また、私はヘリコプター搭載型巡視船で勤務をしたこともありますが、パイロットでありながら船で働くことができるのも海上保安庁の特徴の一つで、とても良い経験となりました。

  • 今後の目標・夢は?

    パイロット-飛行科職員-001

    現在は副操縦員としてヘリコプターに搭乗していますが、早く機長資格を取得して、機長として業務にあたりたいと思っています。

  • 入学を検討している方へ、メッセージをお願いします!

    パイロット-飛行科職員-001

    将来パイロットになりたいと思っている人、警察や消防に興味のある人、そのどれもが出来るのが海上保安庁のパイロットです。海上保安学校に入り、ヘリコプターライセンスを取得して現場に出るまでには大変なことも多々あると思いますが、教育環境も整っており、一緒に過ごす同期や教官の協力があればそれも乗り越えることができるはずです。 ぜひ海上保安庁で一緒に働きましょう。

  • ありがとうございました!

先輩の声

海上保安大学校(航海科)
・現職:航空基地 飛行士
・入庁年 平成22年

  • 入庁のきっかけについて教えてください!

    パイロット-飛行科職員-002

    幼少のころから、父の仕事の関係もあり、航空関係の仕事に興味がありました。大学受験で受験校を検討する上で、海上保安庁(海上保安大学校)でも、パイロットになることができると知りました。一般大学を経て航空会社に就職することも考えましたが、航空機をツールとして人命救助や警備・刑事関係業務等を実施できることに魅力を感じ入庁(海上保安大学校入学)を決めました。

  • 保安大学校又は学校での思い出は?

    パイロット-飛行科職員-002

    海上保安大学校は、将来、幹部登用を見据えた幅広いカリキュラムに加え、各種訓練、乗船実習等、過密なスケジュールで大変な面もありましたが、今思うと密度が濃く毎日が充実していたように感じます。また、全寮制であり、規律官庁としての上下関係や船艇勤務を想定した規則が定められ、その運営は学生に委ねられています。厳しく感じることもありましたが、その中で、互いに切磋琢磨し、時にはぶつかりあうことで得ることができた同期との絆は、現場に出た今でも多くの気づきや助言をくれる大切な私の財産になっています。

  • あなたの「職場自慢」は?

    パイロット-飛行科職員-002

    羽田航空基地では、高性能レーダーを搭載した高速で航続距離の長い大型ジェット機を保有し、担当管区のみならず、他の航空機では対応できない遠距離海難(海外派遣含)、特殊救難隊等の空輸、各種訓練にかかる国際飛行、海洋観測等幅広い業務を実施しており、「空という視点から海を守る」ということの重要性を私自身日々実感し、充実した日々を送っています。
    また、航空機職員にあっては、免許取得及び技量保持のために海外研修を受講できる環境も整っており、操縦技術の習得のみならず、他国の文化に触れ、自身の見識を深めることができる良い機会も得ることができます。

  • 今後の目標・夢は?

    パイロット-飛行科職員-002

    海上保安大学校出身者は、現場勤務(船艇・航空基地勤務)と陸上勤務(本省・本庁等)を交互に経験することで、幹部職員として、キャリアップしていくこととなります。よって、現場職員としての期間は総合的に考えると短くなるかもしれませんが、飛行機及びクルーの能力を最大限に活かすことのできる怜悧な大型ジェット機の機長として、自身が大好きな空という視点から海上保安業務の一翼を担っていきたいと考えています。

  • 入学を検討している方へ、メッセージをお願いします!

    パイロット-飛行科職員-002

    海上保安大学校への入学は、海上保安庁への入庁と同時に、国家公務員としての登用となります。
    そのため一般大学とは違い全寮制で厳しい側面もあります。ただし、そこで培われた同期や先輩・後輩との絆は大きな財産になるはずです。卒業後は、幹部職員として、船艇職員や航空機職員はもとより、在外公館や他府省庁への出向、海外勤務等多くの分野で活躍できる門戸が開かれています。当庁の業務に少しでも興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。海難救助等各種任務を遂行した後の何にも代えがたい達成感を一緒に共有できる日を楽しみにしています。

  • ありがとうございました!

飛行科職員になるには