平成26年の船舶事故隻数は2,158隻であり、平成25年と比べ148隻減少しました。これは、現在の統計の取り方となった平成13年以降で最も少ない隻数となっています。
また、死者・行方不明者を伴う船舶事故隻数は49隻で、これに伴う死者・行方不明者は100人となっています。
船舶事故隻数、死者・行方不明者を伴う船舶事故隻数 及び船舶事故による死者・行方不明者数の推移 |
船舶種類別の発生状況
船舶事故を船舶種類別に見ると、プレジャーボートが932隻(43%)と最も多く、次いで漁船が596隻(27%)、貨物船が276隻(13%)となっています。
平成26年の船舶事故発生状況(船舶種類別) |
事故種類別の発生状況
船舶事故を事故種類別に見ると、衝突が667隻(31%)と最も多く、次いで機関故障が342隻(16%)、乗揚が279隻(13%)となっています。
平成26年の船舶事故発生状況(事故種類別) |
原因別の発生状況
船舶事故を原因別に見ると、人為的要因によるものが1,695隻で全体の79%を占めています。このうち、見張り不十分が485隻(22%)と最も多く、次いで操船不適切が280隻(13%)、機関取扱不良が252隻(12%)となっています。
平成26年の船舶事故発生状況(原因別) |