海上保安レポート 2015

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 離島周辺や遠方海域における海上保安庁の活躍


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

2 生命を救う > Column Vol.07 ブロックで「巡視船こうち」を作成 楽しみながら命を守る知識を学ぼう!
2 生命を救う
Column Vol.07
ブロックで「巡視船こうち」を作成 楽しみながら命を守る知識を学ぼう!
第五管区海上保安本部

高知海上保安部では、海上保安業務をPRするため、ブロックを使用して全長50センチメートルの1,000トン型「巡視船こうち(PL118)」を作成しました。県内各地で実施した救難・防災イベントの海保ブースに展示したところ、「巡視船こうち」に向けられる子供たちの輝く瞳と「すげぇ〜!」との歓喜の声、ブロックで学(遊?)ぶ子供の笑顔に、建造チームも予想以上の成果を得ることとなりました。

また、子供たちが夢中になっている間に保護者には、ライフジャケットを着用させたブロック人形で、水辺でのライフジャケットの常時着用による事故防止を呼びかけ、ブロックで作成した「118」のディスプレイを活用して118番の周知啓発を実施するとともに、海上保安業務説明や学生募集もあわせて行いました。

陸上部のイベントに本物の巡視船艇を派遣できない悔しい思いと、子供たちや保護者に楽しみながら水辺の事故防止を呼びかけるために考案された企画は、消防機関が展示する梯子車や警察機関の白バイ等に引けを取らない人気ブースになっており、高知海上保安部では、これからもブロックで作成した巡視船等を活用して「楽しみながら命を守る知識」をイベントの来場者に伝えていきます。


ブロックで作成した巡視船等
ブロックで「巡視船こうち」を作成