平成16年には、日本列島各地において豪雨、台風、地震など自然災害が相次いで
発生しました。海上保安庁は、次々と襲来した台風による走錨や座礁等の海難の発
生に際して巡視船艇、航空機等により直ちに救助活動、油防除等を行いました。
また、7月の新潟県地方及び福井県地方を襲った集中豪雨、9月の台風18号、21
号による暴風雨や高潮、10月の台風23号による京都府地方の豪雨及び新潟県中越地
震など陸上における災害に対しても、巡視船艇を近隣海域に向かわせるとともに、
航空機、特殊救難隊等を出動させ孤立者の救助、医師等の搬送及び物資輸送を実施
しました。
詳しくは、特集2「海保の救難 自然災害への対応」をご覧ください。