海上保安レポート 2004

●はじめに


■TOPICS 海上保安の1年


■特集1 海洋権益の保全とテロ対策

■特集2 海保の救難


■本編

治安の確保

生命を救う

青い海を護る

災害に備える

海を識る

航海を支える

海をつなぐ連携


海上保安庁の業務・体制


海を仕事に選ぶ


海保の新戦力


その他

・巡視船艇・航空機の経年対策
・装備の技術開
・監察
・広報

資料編


 
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巡視船艇・航空機の経年対策
 平成16年度末現在、日本全国で活躍している巡視船艇・航空機のうち、就役後の経過年数が20年を超えた巡視船艇・航空機の数は、円グラフのとおりとなっています。これらの巡視船艇・航空機は、長年にわたる使用に伴い、船体・機関各部が衰耗するとともに、各機器の維持が困難になってきています。
 老朽化した巡視船艇・航空機がこのまま増えていった場合、現場での海上保安業務の遂行に支障を来すおそれがありますので、順次、代替整備を進めていく必要があります。また、老朽化した巡視船艇・航空機の船体・機関各部の衰耗状態を的確に把握し、技術的知見に基づいた最適な修繕を計画的に実施することにより、巡視船艇・航空機の能力を確保していくことが大きな課題となっています。

▼巡視船・航空機の老齢化率
巡視船・航空機の老齢化率