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目指せ! 海上保安官 > COLUMN Vol.13 妊婦を緊急搬送! 誕生した女児に「愛海」と命名
目指せ! 海上保安官
COLUMN Vol.13
妊婦を緊急搬送! 誕生した女児に「愛海」と命名第六管区海上保安本部 平成22年5月2日の深夜、香川県沖の瀬戸内海を航行中の大型フェリー船内で、乗客の妊婦が突然破水し、高松海上保安部巡視艇「あそゆき」が緊急搬送を行いました。 フェリーから「あそゆき」への移乗に際しては、両船の構造等の関係で担架が使用できなかったため、妊婦の腹部に負担をかけないよう、全乗組員が細心の注意を払って実施しました。 妊婦は熊本県在住の女性で、搬送先の高松市内の病院で無事女児を出産し、後日、高松海上保安部に礼状が届きました。 礼状には、「皆様の迅速な対応、温かい言葉のお陰で、搬送病院で無事出産できました。」と、母子とも元気な様子が綴られており、急患輸送に携わった関係者に安堵の表情が浮かびました。 さらに礼状には、「皆様方にお世話になったこと、深い愛情により出産できたことを忘れないように“愛海(まなみ)”と名付け、この度のことをしっかりと子供に伝えていきたい。」と綴られており、思いがけない嬉しい報告に、関係者の顔がさらに緩みました。 早いものであれから1年、愛海ちゃんも1歳になりました。家族の暖かい愛情を受け、元気にすくすくと育っています。 海上保安庁も愛海ちゃんを応援します!
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