海上保安レポート 2004
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●長官からのメッセージ

■TOPICS 海上保安の1年

■数字で見る海上保安庁
■海上保安庁の体制・業務
■特集 海の犯罪・海保の対応
■本編

・海上交通の安全のために
・人の命を救うために

・安心できる暮らしと環境を守るために
・国内外関係機関との連携・協力
・海上保安庁を支える装備等
・海上保安官になるために

●海上保安Q&A
●船艇紹介
●地方探訪
●航空機の歴史


本編 > 人の命を救うために > 1 > 4 生還に向けて


 不幸にして海中に転落した場合に生還するためには、次の3つの方法が非常に有効です。


 まず、海に浮いていることです。浮かんでいれば救助の手が差し延べられます。ライフジャケットを着用し、救助を待ちましょう。


 次に、適切な連絡手段を持つことです。耐水タイプまたは防水パックに入れた携帯電話、無線機等を携行しましょう。


 最後に、速やかに救助要請をすることです。緊急通報用電話番号「118番」は大変有効です。救助要請を受けた海上保安庁及びその他の救助機関が連携し、直ちに救助に向かいます。以上の3つの方法を実行すれば、生還率が大幅にアップします。海上保安庁では、これら3つの方法(ライフジャケットの常時着用、携帯電話等の連絡手段の確保、緊急通報用電話番号「118番」の有効活用)を基本とする自己救命策確保キャンペーンを図っています。皆さん、ご自身の命を守るために、ご理解とご協力をよろしくお願いします。


事例2
ウィンドサーフィン中の事故
 平成16年2月22日午後6時50分頃、「ウィンドサーフィン中の男性2名、女性1名が強風のため沖合に流され引き返すことが出来なくなった」との情報を入手しました。女性1名は自力で上陸したものの、残る男性2名については、捜索中の船艇・航空機が翌朝、ボードにつかまっている1名と、付近海域をうつぶせで漂流中の1名を発見・揚収し、救急車に引き継ぎました。
 

(写真)


地方探訪 青羽根(地区)で、青い羽根募金?!
海上保安庁Q&A 「青い羽根」って何?