令和元年5月1日に天皇陛下が御即位されたことを祝して、海上保安庁では、5月1日の御即位当日及び10月22日の「即位礼正殿の儀」にあわせ、全国の巡視船艇、測量船、灯台見回り船に国旗や国際信号旗を、灯台に万国旗を掲揚して飾り付けを行いました。
また、11月10日に挙行された「祝賀御列の儀」では、国会図書館前において海上保安庁音楽隊が、パレードが開始される前に「オーシャン」や「海猿のテーマ」等海上保安庁に関係の深い曲等を奏楽し、沿道に詰めかけた観覧者にも楽しんでいただいたほか、パレードでは、宮内庁や自衛隊、警察、消防等の各機関の音楽隊とリレー形式で、天皇皇后両陛下の御成婚時に作曲され、「結婚の儀」当日のパレードで演奏された「新・祝典行進曲」の奏楽を行いました。黒色のオープン・カーにお乗りになった天皇皇后両陛下が当庁音楽隊の正面を通過された際には、会釈をしていただきました。
さらに、「即位礼正殿の儀」等に出席された各国の元首をはじめとし、多数の外国要人が来日したため、臨海部の施設周辺等における海上警備も実施しました。
祝賀御列の儀にて奏楽する海上保安庁音楽隊
満船飾を施す巡視船「あきつしま」(神奈川県横浜市)
満船飾を施す巡視船「きくち」(福岡県北九州市)
万国旗を掲揚する笠利埼灯台(鹿児島県奄美市)
万国旗を掲揚する塩屋埼灯台(福島県いわき市)