海上保安レポート 2013

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 領海・EEZを守る海上保安庁


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

目指せ! 海上保安官 > 様々な研修 〜キャリアアップに向けて〜
目指せ! 海上保安官
様々な研修 〜キャリアアップに向けて〜
潜水研修
潜水研修

「潜水研修」は、海難救助等において高度な潜水技術を要する時に活躍する「潜水士」を養成する研修です。

巡視船艇で勤務し、一定の現場経験を積んだ海上保安官の中から、本人の希望と適性、身体検査等の選考を経て、潜水研修の研修生として選抜されます。研修生は、海上保安大学校で約2ヶ月間、寮生活を送りながら研修を受講し、潜水士に必要な知識・技術を身に付けます。潜水研修を修了し、潜水士国家試験に合格すると、潜水士として任命され、船艇勤務を行いながら海難救助等で活躍することになります。潜水士として、一定の経験を積んだ後は、本人の希望や適性等により、機動救難士特殊救難隊員として、より高度な海難救助活動に従事する道もあります。

語学研修
語学研修

「語学研修」は、海上保安業務を行う上で重要となる「ロシア語」「中国語」「韓国語」について教育を行う研修です。研修生は現場の職員の希望と適性より選抜され、海上保安大学校で研修を受けます。研修修了後は、「国際捜査官」として現場第一線で活躍していくことになります。

この他、「救急救命士養成研修」や「鑑識」などの研修があり、職員はこれらを通じて、各職種に応じたキャリアアップを図ることができます。