海上保安レポート 2012

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 東日本大震災


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 領海等を守る

3 生命を救う

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 交通の安全を守る

8 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

目指せ! 海上保安官 > キャリアアップ
目指せ! 海上保安官
キャリアアップ

海上保安官は、陸上勤務と海上勤務を通じて経験を積みながら、それぞれの適性と希望に応じて様々な研修を受けることで、それぞれの職種に向けてキャリアアップを図っていきます。

特修科(幹部登用の制度)
特修科(幹部登用の制度)

海上保安学校の卒業生は、すべての課程において、所定の実務経験のあと、選抜試験を受けて海上保安大学校特修科(研修期間は6か月又は1年間)に進むことにより、将来幹部職員として活躍する道も開かれています。

救急救命士養成研修
救急救命士養成研修

高度な救急救命措置を行うのに必要な「救急救命士」資格取得のため、救急救命士養成研修を行っています。研修員は潜水士の中から選抜され、約2年間、救急救命処置に必要な知識・技能を修得します。

鑑識研修
鑑識研修

職員は海上保安大学校又は海上保安学校で鑑識に関する基礎的な知識と技術を修得します。また、犯罪捜査に必要なより高度な知識、技能を修得させるため、海上保安学校門司分校にて約2か月間の鑑識研修を行っています。

選抜された研修員は、研修修了後、鑑識官等として活躍します。

他機関との人事交流
■他機関への出向状況(平成23年度末現在)
他機関への出向状況(平成23年度末現在)

多様化する海上保安業務に対応するためには、国内外の関係機関との連携は極めて重要です。海上保安庁では、関係機関との人事交流を推進し、広い見識を備えた海上保安官の育成に努めるほか、さらなる関係機関との連携強化を進めています。

海上保安官の給与
■海上保安官のモデル給与
海上保安官のモデル給与

海上保安官の給与は、一般職の国家公務員の給与に関する法律等の法令の定めに従い支給されています。

【参考】

一般の国家公務員(行政職俸給表(一)適用職員のモデル給与は、係員(25歳、独身の場合、約18万円、係長(40歳、配偶者、子2人)の場合、約32万円となっています。