海上保安レポート 2012

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 東日本大震災


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 領海等を守る

3 生命を救う

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 交通の安全を守る

8 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

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目指せ! 海上保安官
海上保安官の職場

海上保安官は、巡視船艇・航空機、管区本部、海上保安部署等に勤務して、海上での警備・取締り、海難救助、海洋調査、安全情報の提供等、「海」の治安と安全を守る様々な業務を日夜行っています。また、巡視船艇や航空機の運航や、整備も海上保安官が行います。

巡視船艇での勤務
巡視船艇での勤務
船長

運航全般を統括し、指揮監督します。最高責任者です。


業務管理官

業務計画等を企画立案し、船長を補佐します。業務監督責任者です。


航海科職員(1)(航海長、首席航海士、主任航海士、航海士、航海士補)
航海科職員

操船、見張り、航海計画の立案、船体の手入れ等を担当します。

通信科職員(2)(通信長、首席通信士、主任通信士、通信士、通信士補)
通信科職員

他の巡視船艇や一般船舶等との通信や機器の整備等を担当します。

運用司令科職員(3)(運用司令長、首席運用司令士、主任運用司令士、運用司令士、運用司令士補)
運用司令科職員

情報の収集・分析、対処方針の立案・調整を担当します。

機関科職員(4)(機関長、首席機関士、主任機関士、機関士、機関士補)
機関科職員

推進機関(エンジン)の運転や燃料油の管理等を担当します。

主計科職員(5)(主計長、首席主計士、主任主計士、主計士、主計士補)
主計科職員

庶務や経理、物品等の管理、調理、看護等を担当します。

航空機での勤務
航空機での勤務
航空基地
飛行科職員(飛行長、上席飛行士、主任飛行士、飛行士、飛行員)
飛行科職員

航空機のパイロットです。

通信科職員(通信長、上席通信士、主任通信士、通信員、主任探索レーダー士、探索レーダー士、探索レーダー員)
通信科職員

通信機器の操作や整備を担当します。航空機、航空基地、巡視船艇等との相互通信を行うほか、航空機の管制等を行います。

整備科職員(整備長、上席整備士、主任整備士、整備士、整備員)
整備科職員

航空機の機体整備や燃料油の管理等を担当します。また、フライトの際には航空機に搭乗もします。

ヘリコプター搭載型巡視船(6)
ヘリコプター搭載型巡視船
航空科職員(航空長ほか)
飛行士(首席飛行士、主任飛行士、飛行士、飛行士補)
整備士(首席整備士、主任整備士、整備士、整備士補)
航空通信士(首席航空通信士、主任航空通信士、航空通信士、航空通信士補)
陸上での勤務
陸上での勤務
陸上での勤務
陸上での勤務
陸上での勤務
総務業務

施策の企画・立案や総合調整、広報、職員の人事及び福利厚生等を行います。


経理補給業務

予算の執行、施設や物品等の管理を行います。


船舶技術業務

船舶・航空機の建造及び各種装備に関する技術の検討等を行います。


情報通信業務

情報通信システムに関する業務を行います。


警備救難業務

海上犯罪の捜査や海難救助に関する業務等を行います。


海洋情報業務

海洋調査等により得られた情報を、海図や船舶に対する航行警報、科学的データ等の形で提供します。


海上交通業務

海上交通ルールの設定や大型船舶の航路入航間隔の調整、航路標識の管理等、海上交通の安全に関する業務を行います。

海上保安官の職場