海上保安レポート 2011

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 新たな海洋立国に向かって


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 領海等を守る

3 生命を救う

4 青い海を護る

5 災害に備える

6 海を識る

7 交通の安全を守る

8 海を繋ぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編


おわりに

7 交通の安全を守る > ChapterV 航路標識の省エネ・エコロジー化
7 交通の安全を守る
ChapterV 航路標識の省エネ・エコロジー化

航路標識の分野においても、地球温暖化対策の一環として、環境エネルギーの利用、新技術の活用により機器の省電力化を進め、二酸化炭素排出量の削減を目指しています。

平成22年の現況

1 航路標識用電源のクリーンエネルギー化

災害発生時の停電等に左右されることなく安定的な運用が可能で、発電時に二酸化炭素を排出しない太陽電池を平成22年度は166か所で導入し、平成22年3月末現在で航路標識の約79%がクリーンエネルギー化されました。


2 航路標識用光源のLED化等

航路標識用光源をこれまで使用していた白熱電球等から、省エネ効果が高く視認性の良いLED(発光ダイオード)等への更新を進めており、平成22年度は405か所の航路標識で更新を行いました。

今後の取組み

引き続き、航路標識の省エネ・エコロジー化を進めることにより海上交通の安全確保に努めます。


太陽電池パネルが設置された灯台
▲太陽電池パネルが設置された灯台
■温室効果ガス排出量の減少
温室効果ガス排出量の減少