船舶海難隻数
平成22年の船舶海難隻数は2,400隻でした。平成21年に比べ149隻減少し、過去5年間において最少となっています。
また、死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数も過去5年間において最少となっています。
● 船舶海難隻数…2,400隻(前年比149隻〈6%〉減少)
● 死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数…52隻(前年比2隻〈4%〉減少)
船舶種類別死者・行方不明者数
平成22年の海難による死者・行方不明者は99人でした。このうち、漁船が57人、貨物船が28人、プレジャーボートが13人の順で、プレジャーボート海難による死者・行方不明者数は、過去5年間において最少となっています。
● 海難による死者・行方不明者数…99人(前年比44人〈31%〉減少)
海難の原因別発生状況
発生原因としては、人為的要因が全体の79%を占め、その中でも特に見張り不十分が23%と一番多く、次いで操船不適切が15%と基本的なミスによる海難が目立っています。
■船舶海難隻数、死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数及び海難による死者・行方不明者数の推移 | ■平成22年の海難の原因別発生状況 |
海難の状況 |