◆海上保安学校見取り図 |
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海上保安学校(京都府舞鶴市)は、海上保安庁の一般職員を養成する教育機関です。
採用試験では、右の4つの課程のうち、いずれかを選択します。教育期間は1年間(情報システム課程のみ2年間)です。
学生は語学等の全員を対象にした共通科目に加え、各課程・コース毎の専門科目等を学びます。
海上保安大学校と同じく、教育期間を通じて、寮生活を行います。海上保安学校では、エキスパートとして実践的に即応できる職員の養成に力を入れています。
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目指せ!海上保安官
海上保安学校(京都府舞鶴市)
海上保安学校(京都府舞鶴市)は、海上保安庁の一般職員を養成する教育機関です。 採用試験では、右の4つの課程のうち、いずれかを選択します。教育期間は1年間(情報システム課程のみ2年間)です。 学生は語学等の全員を対象にした共通科目に加え、各課程・コース毎の専門科目等を学びます。 海上保安大学校と同じく、教育期間を通じて、寮生活を行います。海上保安学校では、エキスパートとして実践的に即応できる職員の養成に力を入れています。
■ 学生の声
受験した理由は?
中学生の頃、巡視船を見て憧れを持った。(情報システム課程:男性) パイロットになることが昔からの夢だった。(航空課程:男性) 好きな科目は?
逮捕術は色々な技を覚えるのが楽しい。(船舶運航システム課程 航海コース:女性) 端艇の授業は、クラス全員が一丸になって漕ぐことが楽しい。(情報システム課程:女性) 入学前とイメージが違っていたことは?
体力練成ばかりでなく、知識や技術の習得のための学業が主な部分であること(船舶運航システム課程 機関コース:男性) 受験対策は?
■ 青葉山・大江山登山
春と秋の終わりごろに、海上保安学校では恒例の登山訓練を行います。学校から、京都府と福井県との境に位置する「青葉山」まで徒歩で往復したり、京都府福知山市に位置する鬼伝説の山「大江山」を縦走したりする訓練です。 ■ 航海実習
海上保安学校では、学生が海上でのいかなる諸条件においても対応できるよう練習船「みうら」による乗船実習があります。実習では本州沿岸海域等を航行し、現場に即した船上訓練を行うほか、各地の港に入港し、海上保安業務の現場を見学します。 海上保安学校 門司分校
海上保安学校門司分校は、船舶、航空機及び無線通信の有資格者から採用試験に合格し、採用された者に対して初任者研修等を行っている研修機関です。 採用試験は概ね年2回で、採用者は6ヶ月間の研修を受講します。研修では、国際法や刑事訴訟法等の法律、海難救助や海上犯罪捜査・鑑識等の知識、また、逮捕術の訓練や乗船実習等の実地的な技能を修得します。 また現場の職員に対して資質と能力の向上を図るための業務研修も行っています。門司分校も全寮制で運営されています。 ■ 乗船実習
研修生は有資格者から構成されるため、より実用的な内容を実習します。写真は、ヘリコプター搭載型巡視船の業務を実習している様子です。 ■ 鑑識
海上保安官として必要な鑑識に関する知識や器具の取扱いに関する技能を修得します。 海上保安学校 宮城分校
海上保安学校宮城分校は、海上保安庁の航空要員を養成している研修機関です。 海上保安学校航空課程卒業生のほか、現場の航空要員に対し資格取得や技能向上のための研修を行います。 回転翼(ヘリコプター)の操縦技術を修得するための航空シミュレーター等、特殊な装置も設けられています。 ■ 航空シミュレーター
宮城分校では、航空機の操縦技術を修得するため、航空シミュレーターを導入しています。研修生は、緊急時の操縦法等、実機では実習困難な技能を修得します。 ■ 機体実習講義
宮城分校では、航空機の機体整備を担当する整備士も養成しています。研修生は、航空整備士の資格取得に必要な知識・技能を修得します。 |