▲被災者の救助 |
▲救援物資、要員の輸送 |
平成20年9月21日、新潟県網代浜漁港に帰港予定の遊漁船「第七浩洋丸」(総トン数3.2トン、乗員乗客10名)が帰港予定時間を過ぎても戻らないとの118番通報を受け、第九管区海上保安本部(新潟県)では巡視船艇・航空機を出動させ捜索にあたりました。
平成20年においては、6月14日に岩手県や宮城県で震度6強を観測する「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」が、さらに 7月24日には、岩手県沿岸北部において震度6弱を観測する地震が発生しました。海上保安庁では、これらの地震発生を受け、ただちに巡視船艇・航空機を出動させ沿岸部の被害状況を調査するとともに、航行警報を発出し航行船舶等に対して注意喚起を行いました。特に、岩手・宮城内陸地震においては、自治体からの要請を受け、ヘリコプターにより、山間部等に取り残された153名の被災者を救助するとともに救援物資や要員の輸送等を行いました。