▲海上警備にあたる巡視船艇 |
▲北海道洞爺湖サミット等海上警備対策本部の設置 |
平成20年には我が国において北海道洞爺湖サミット及び関連閣僚会議が開催されました。これに伴い、海上保安庁では、海上警備に万全の体制で臨むため、海上保安庁長官を本部長とする「海上保安庁北海道洞爺湖サミット等海上警備対策本部」を設置し、海上警備にあたりました。
海上警備にあたっては、地元住民、特に漁業関係者等の理解と協力が不可欠です。このため、プレジャーボートの航行自粛や不審な事象等を発見した場合の海上保安庁への通報といった海上警備への協力をお願いする説明会を開催したり、リーフレットを配布したりするなど、官民連携した警備を実施できるよう事前準備を行いました。
北海道洞爺湖サミットの開催期間においては、全国で巡視船艇のべ約730隻、航空機のべ約80機にて警備にあたったほか、関連閣僚会議においても巡視船艇や航空機を配備し万全の体制で警備を実施しました。