海上保安レポート 2004
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●長官からのメッセージ

■TOPICS 海上保安の1年

■数字で見る海上保安庁
■海上保安庁の体制・業務
■特集 海の犯罪・海保の対応
■本編

・海上交通の安全のために
・人の命を救うために
・安心できる暮らしと環境を守るために
・国内外関係機関との連携・協力

・海上保安庁を支える装備等
・海上保安官になるために

●海上保安Q&A
●船艇紹介
●地方探訪
●航空機の歴史


本編 > 国内外関係機関との連携・協力 > 2 > 国際協力と貢献への取組み > (2)国際緊急援助活動への協力


 我が国では海外の地域、特に発展途上国において大規模な災害が発生した場合、その被災国又は国際機関の要請に基づき、国際緊急援助を実施することとしています。
 海上保安庁では、国際緊急援助隊の派遣に対して協力を行っており、海上における人命救助活動に関する豊富な経験を有する職員を救助チームとして、また、油防除等に対する専門知識を有する職員を専門家チームの一員としてそれぞれ指名しています。また、人員や資機材等の輸送のため海上保安庁が保有する巡視船・航空機から主要派遣対象船舶・航空機を指定し、緊急の要請に応じるための体制を整えています。
 これらの国際緊急援助隊の救助チームや専門家チームの一員として、平成15年度のアルジェリア、モロッコ地震への2回の対応を含め、これまで8回職員を海外に派遣しています。海上保安庁から派遣された職員は、現地において、被災者の捜索・救助活動あるいは災害の拡大防止のための専門的助言を行っています。
 今後とも、救助活動に関する知識・技能を国際貢献の場で活用するため国際援助活動に積極的に協力していくこととしています。

【主な国際緊急援助活動への協力の実績】

【主な国際緊急援助活動への協力の実績】