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(2)国際緊急援助活動への協力
我が国では海外の地域、特に発展途上国において大規模な災害が発生した場合、その被災国又は国際機関の要請に基づき、国際緊急援助を実施することとしています。 海上保安庁では、国際緊急援助隊の派遣に対して協力を行っており、海上における人命救助活動に関する豊富な経験を有する職員を救助チームとして、また、油防除等に対する専門知識を有する職員を専門家チームの一員としてそれぞれ指名しています。また、人員や資機材等の輸送のため海上保安庁が保有する巡視船・航空機から主要派遣対象船舶・航空機を指定し、緊急の要請に応じるための体制を整えています。 これらの国際緊急援助隊の救助チームや専門家チームの一員として、平成15年度のアルジェリア、モロッコ地震への2回の対応を含め、これまで8回職員を海外に派遣しています。海上保安庁から派遣された職員は、現地において、被災者の捜索・救助活動あるいは災害の拡大防止のための専門的助言を行っています。 今後とも、救助活動に関する知識・技能を国際貢献の場で活用するため国際援助活動に積極的に協力していくこととしています。 【主な国際緊急援助活動への協力の実績】 |