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本編 > 海上交通の安全のために > 1 > 4 > [3] 地球環境に配慮した事業の推進
二酸化炭素の排出量の削減のため、航路標識用電源として、太陽光発電を利用するなどのクリーンエネルギー化を進めています。また、これに合わせて、従来使用してきた使い捨て電池(特別管理産業廃棄物)の全廃を目指し、環境負荷の軽減にも正面から取り組んでいます。 〜日本最大の太陽光発電灯台(草垣島灯台)〜 平成15年12月、草垣島灯台の電源が変更され、縦2m、横1.2mのソーラーパネル30面(出力7,920W)を設置する日本最大の太陽光発電灯台が誕生しました。 草垣島灯台は、鹿児島県薩摩半島の西南西約90kmに、高さ100m前後の絶壁に囲まれた周囲約3kmの上ノ島の頂上にそびえ立っています。 この島は、無人島であり商業電力が確保できないため、年間ドラム缶約50本分の燃料を使用するディーゼル発電機によって灯台を運用していましたが、この太陽光発電によって、化石燃料を使用せず二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーで運用することができるようになりました。 |