海上保安レポート 2004
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●長官からのメッセージ

■TOPICS 海上保安の1年

■数字で見る海上保安庁
■海上保安庁の体制・業務
■特集 海の犯罪・海保の対応
■本編

・海上交通の安全のために

・人の命を救うために
・安心できる暮らしと環境を守るために
・国内外関係機関との連携・協力
・海上保安庁を支える装備等
・海上保安官になるために

●海上保安Q&A
●船艇紹介
●地方探訪
●航空機の歴史


本編 > 海上交通の安全のために > 1 > 2 平成15年の状況


[1] ふくそう海域では、海上交通センターが巡視船艇と連携し、的確な航行管制や情報提供に努めています。また、視認性や識別性に優れた高機能航路標識の整備などを実施しました。これらにより、ふくそう海域における航路を閉そくするような大規模海難を防止するとともに海難に至る可能性のあった16件の事案も未然に防止しました。
[2] 東京湾において、AIS*1を活用した次世代型航行支援システム、航路標識の高規格化などの整備を重点的に実施し、航行時間の短縮に向け、具体的施策を計画的に推進しました。
[3] 海難船舶隻数は、2,733隻であり、平成14年に比べ40隻増加しました。
 死亡・行方不明者を伴う海難船舶隻数は85隻で、このうち、漁船が46隻、プレジャーボートが25隻とその大多数(84%)を占めています。
[4] 5,426基の光波標識の運用率が99.9%に達するなど適切な保守運用を行い、船舶交通の安全を確保するとともに、船舶の運航能率の増進に努めました。

【来島海峡航路における緊急事態回避事例】

【来島海峡航路における緊急事態回避事例】



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