海上保安レポート 2004
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本編 > TOPICS > 治安を守る > 2 > (1) 原子力発電所警備に係る警察との共同訓練



 海上保安庁では、米国同時多発テロ以降、全国17カ所すべての原子力発電所を対象に武器を搭載した巡視船艇を配備する等の警備を実施しています。
 こうした警備においては、関係機関との連携が重要です。特に、警察との間では、現場において毎日情報交換を行うなど、日頃から緊密な連携を図っているほか、事案発生時に的確に対応できるよう共同訓練を実施しています。
 この共同訓練は、原子力発電所に対するテロの事案対処要領及び相互の連携上の問題点等について検証し、より一層円滑かつ緊密に連携して対処し得る体制を構築することを目的としており、平成15年6月に、第十管区海上保安本部と鹿児島県警察本部との間で実施されたのをはじめ、全国で計6回実施されました。
 今後も原子力発電所など重要施設に対するテロへの警戒に万全を期すため、警察等との共同訓練を実施していく予定です。